子宮頚癌とHPV(ヒトパピローマウィルス).2

アメリカ産婦人科学会が一般向けに発表しているコメントを訳してみました。

  • 子宮頚癌は予防ができます。前癌変化の早期診断が鍵(かぎ)です。
  • HPVは頚がんになる主要なリスクです。ほとんどのアメリカの女性はHPVを有していますが、非常にごくわずかの人が頚がんになります。
  • HPVは30歳以下の女性に普通に見られます。ほとんどは治療しなくても自然に消えてしまいます。女性の免疫機構が正常に働いていれば、頚癌への進展はまれです。数年間HPVが消えない時だけ、頚癌に進展します。
  • あなたのHPVの状態を知ることが今後の検診に役に立ちます。あなたの健康状態や他の因子についての情報は、あなたが低リスクかどうか決定するのに役立ちます。
  • あなた、またはあなたのパートナーを責めないで下さい。あなたのHPVの状態は、あなた、またはあなたのパ−トナーの性行為の信頼できる指標ではありません。

Q&A

Q1.HPVとは何ですか? どうしてHPVにかかったのですか?
A1:HPVはヒトパピローマウイルスの略で、頚がんの発生のリスク因子であることが認められています。2000万人以上のアメリカ女性が感染しています。HPVタイプは100以上知られています。この内、今の所13タイプのウイルスがhigh riskであり、頚がんを引き起こします(ここの項ではHPVとは高リスクタイプHPVのことを指します)。しかし、HPVに感染しているだけでは頚癌になりません。ほとんどの症例は健康な免疫機構が癌関連ウイルスを含め抑制、または消滅させます。よって、HPVを持っていてもほとんどの女性は癌にはなりません。しかし、もし、HPV感染が数年間継続していれば、癌を導くかもしれません。長期間の感染の持続は細胞の変化を引き起こす大きな機会をもたらします。

Q2.誰がHPVに感染しますか?
A2:性的にactive な人はだれでも感染する可能性はあります。いずれかの時期に75%の人が感染していると言われています、まれなcaseだけが、頚がんに進展します。

Q3.細胞診は正常でしたが、HPVのhigh risk typeは陽性でした。これはどう判断したらいいでしょうか。
A3:正常細胞診であるものの、HPV high risk陽性の人は数%から10%の人だけが、5年以内に異常細胞が検出されるようになります。HPV陰性の人よりはより頻回に検査を受けた方がいいでしょう。

Q4.細胞診も正常、HPVも陰性でした。
A4:両方の検査が問題なければ、3年ごとの検診でいいでしょう。